初めまして。
トキワと申します。
1960年代、愛媛の小さな町で生まれ、育ちました。
結婚と共に横浜に住み始め、30年経ちます。
家族
現在、夫と次男の3人暮らし。
昨年まで5人家族だったのですが、同居していた義父が旅立ち、長男は就職で家を出ました。
そして、夫も退職。
昨年はわが家にとって大きな節目となる年でした。
これまで
大学時代は京都で過ごしました。
栄養学を学び、その後管理栄養士の資格を取りました。
実家からスープの冷めない距離を目指して、お見合い結婚したのですが、どういう訳か遠く離れた横浜暮らしをしています。
この土地で一生住むつもりで、家を建て、お墓も建てました。
我が家は、夫が仕事一筋の昭和のサラリーマンでしたので、流れで私は専業主婦一筋。
ライフサイクルに合わせて、子育て、介護・・・一通り経験しました。
“なんに対しても、いい加減にできない性分”なので、子育てや家事の基本は、婦人之友社の友の会で学びました。
縁もゆかりもない土地ですから、地元に馴染もうと、PTAや地域のボランティアも積極的に引き受けました。
密室の子育てにならないよう、子供たちとボーイスカウト活動に精を出したのも懐かしい思い出です。
子育て中にはいろんな事件もありましたが、過ぎてしまえばみな懐かしい思い出です。
義父は、子どもが小学生の頃から遠距離介護を始め、家を建てて呼び寄せ、同居しました。
先に亡くなった継母といい、義父といい、かなり強烈なキャラクターで、なかなかに大変な思いをしました。
これは、どう転んでも良い思い出にはなりえません。“長男の嫁”の呪縛から逃れられなかった・・・
今は、介護も終わり、子も1人巣立ちました。
急に生活が変わり、ぽっかり空いた暇をどう使っていいのかわからなくなりました。これまで、家族優先で時間を使ってきたので、自分の時間の使い方がわからなくて。
私の事
今の私を見ると、誰も信じてくれないのですが・・・
かなりシャイな子どもでした。今でも、周りに気を遣いすぎるきらいがあります。
中学までストレスに過敏に反応する“自家中毒”という周期性嘔吐性に悩まされていました。すぐ気疲れしまうんです。
今でも、自分を押し出すことが苦手。
誰かのサポートをするほうが気が楽で、向いていると思っています。
『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 』
著者:武田友紀 出版社:飛鳥新社 発売日:2018/7/25
を最近読んで、同じような人がたくさんいることがわかり、ほっとしました。
完璧主義でもあります。
専業主婦なのだから、家事の事はきちんとやらなきゃいけないと思い、手抜きなしでやってきました。
子育て中は、子育てにハマり、家を建てる時は家にハマりました。一度ハマると、図書館に通い、講演会に足を運び、徹底的に知りたくなります。
そうやって家事雑学を仕込みました。
料理は特に好きな分野ですから、パンから始まり作れるものはすべて手作りで育てました。折々にイベント料理で子どもたちを喜ばせ、人を呼んで料理をふるまったりしてきました。
誰かに喜んでもらうのが嬉しいんです。
これから
子育ては一人ではできません。周りのみんなに助けてもらう事を学びました。そして、助けてもらいました。
なので、息子たちには、大きくなったらお返しして欲しい。社会に貢献できるような大人になって欲しいと、伝えてきました。
そしたら、社会人になった長男が「かあちゃん、そんなに社会貢献って言うなら自分でやったら?もうできるでしょ」と。
「そうか、自分も土俵にたてるんだ」と、その時初めて気が付きました。
ずっと家族のサポートをしてれば良かったというのは、気楽なもので、自分が行動すると思ったとたんに、いつものしり込みが・・・
でも、言い続けて、自分がやらないのはよくないです。
私の人生はいつも流れのまま、自分から掴んだことは一度もありません。
掴んでみたい。
社会貢献は、自分で稼いだお金でやりたいと思うんです。
勇気を出して、なにかに挑戦して、自分でつかんでみたいと言うのが今の願いです。
その第一歩が、このブログ。
ゆっくり、あきらめず、1歩ずつ。