【圧迫骨折】怖いのは後遺症!リハビリできる人できない人

圧迫骨折のおばあさん ライフスタイル

78歳の母が圧迫骨折になった。

当初はリハビリも真面目に通っていた様子なのに、いつのまにかフェードアウト。

「なんでやめたの?」「運動嫌いだから?」「もう大丈夫って思った?」なにを問うても、本人は笑うばかり。

それで済んだらよかったのだけど・・・

気付いた時には上半身が傾いていて、長く歩けなくなっていた。体力もぐんと落ちている。「ご主人より年上ですか?」と問われたと憤慨しているけど、それもわかるような。ほんとは6歳下なのに。

同じ頃、同じ様に圧迫骨折になった、母より年上の知り合いがいる。これがやんちゃなおばあちゃんで、弱腰の母と好対照の、まさしく強腰。ジムに通って、ウォーキングして・・・

そんな2人の違いは、その後の生活のクオリティの違いにはっきりと。

どうやら、最後までちゃんと生きるためには、自分の体は自分で守るという強さがいるらしい

圧迫骨折の後遺症のこと。この2人を比較してみて感じたこと。

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怖い圧迫骨折の後遺症

圧迫骨折とは

背骨がつぶれたように折れてしまうこと。原因は骨がもろくなる骨粗しょう症。

医師から勧められたことは、

  • カルシウム、ビタミンD・Eを積極的に摂る
  • 日光に当たる
  • 運動する

母の場合は、明らかに運動不足と思われる。

甘く見ていた圧迫骨折

絶対安静の辛い思いをした後のリハビリだから、私ならもっと真剣にやると思う。もう、ああはなりたくないって。

なのになんで辞めちゃったんだろう。リハビリの話を持ち出すと、笑ってごまかし話にならない。

せめて何か補いになればと思い、こんな物をせっせと送り込んでみた。

  • サプリメント(カルシウム・ビタミンD)
  • スキムミルク大袋
  • 歩数計
  • ペダル漕ぎマシーン
  • 日めくり菊池体操

結局、本人のやる気しだい。私の好意もむなしく部屋の隅でほこりを被ったり、賞味期限が切れたり・・・

せめて散歩くらいしようよ!と懇願しても、奥様は運動なんてみっともないくらいに思ってるのかも、

健康のために歩くなんて、体裁が悪いから・・・

トキワ
トキワ

そんなこと言ってる場合?

体曲がってる。直ぐ疲れるし、その方がカッコ悪いでしょ。

そのうち寝たきりになるよ

ほんとほんと

ふわふわとした相槌ばかり。ひょっとして頭?かと思ったりして。

包括支援センターの限界

まったくやる気のない母に困り果てた。

遠くに住むから直接会うこともかなわず、思いついたのは、地域包括支援センターに連絡を取り、面談を依頼することだった。

プロの目で様子を見てもらう。ついでに検査もお願いしよう。そして、なにか対策があるなら、参加を促して欲しいと伝えた。

ところが、

特に問題ありませんでした

弟は「問題ないならよかった」と言うが、そうだろうか。私はそうは思えない。

トキワ
トキワ

なにか母にしてもらえる支援はありませんか?

週1回の健康体操をお勧めしました

トキワ
トキワ

それは母も行ってました。密を避けてずっとお休みですよね・・・

残念ながら、目新しい提案はなにもなかった。検査も問題なしとのこと。

要介護になるリスクは高まっていそうだけど、健康か介護かと言えば、今は健康。健康なら支援の対象外。対象外は、自分でなんとかするしかない。

自分で何ともできない母だから相談したのに・・・

今が分かれ道的な危機感を持っているのは私だけ?

コロナで外出を控え、運動機能が衰えた(フレイル)高齢者が問題になっていると耳にするが、ここにも一人。母はフレイルに違いない。

圧迫骨折 リハビリの向き合い方の違い

ちょうど同じころ、私の知人も圧迫骨折で入院した。80代半ばだというから、母より5歳以上年上。

意欲的にリハビリできる高齢者

1人暮らしのため入院して絶対安静

おむつさせられて我慢できなくなって、勝手に退院しちゃった

と、かなり強気。

そして退院3カ月後には、私がボランティアしているウォーキング会にやってきた。リュックにみんなに配るお菓子をいっぱい詰めて。

まだそんなに歩かない方がいいんじゃないかと気を揉む中、万歩計をチェックし、

今日は6000歩、歩けたわ。

まだ若いもんには負けたくないから

と威勢がいい。

聞けば、ジムにも週2回通い始めたと言う。自分ができることは続けていたいと、いくつかのボランティアもそのまま引き受けているらしい。

世間体重視、運動嫌いの母とは真逆。高齢者といえど、こんなに個体差があるのかとびっくり。

リハビリを嫌がる母

母は、無理してまでリハビリも運動もしたくない。寝たきりになると脅しても、暖簾に腕押し状況。

おまけに用心だけは良くて、ぜんそくの持病があることもあって、外に出る機会も、人と会う機会もほとんど避けているのも気にかかる。

刺激がなさすぎて、世間からもフェードアウトしていってるようで、ほんとに心配。

やんちゃな知り合いのような意欲的な人が普通なのか?母が普通なのか?どっちも極端すぎるかも。

まとめ

要支援の1歩手前で、ポツンとたたずんでいるような母。体力だけじゃなく、気力もなさそう。

ちょっと背中を押してあげたい。前に進んで欲しいと思うのだけど、どうやっていいのかわからず、じれったい思いで見守っている。

自分の体は自分で守るという強さがないと、生き残れないのかも。母を見て、ついそう思ってしまう。

追記:

新聞にこんな記事を見つけた。まさに私がもとめていた予防サービス。母にぜひ!

東京都八王子市は要介護リスクが高い高齢者を対象に、個別に体力回復を目指すプログラムを4月から始めた。トレーニング機器は使わず、コーチングで「元の暮らしに戻りたい」という意欲を引き出す。

日経新聞 2021/6/16

短期集中ハッピーチャレンジプログラム