先日、京都に旅行しました。
東寺の弘法市・平安神宮の蚤の市・北野天満宮の天神市周りが目的です。
梅雨だったので、雨がぱらぱら降ったと思えば、急にザーザー、慌てて傘をさしたと思ったら、いきなりカンカン照り・・・
おまけに、お店をのぞく度に傘を開閉するのですから、機能優先で折りたたみ傘を選んで大正解。
じっくり選んだ傘は『クニルプスU220』の黒色(ここが大事)。
こんな装飾のない役目をはたすだけの傘って、案外ないんです。その使用感等お伝えします。
折りたたみ日傘で、雨対策も
機能的な折りたたみ日傘が欲しいと思ったきっかけは、近頃の夏の酷暑と、スコールのような豪雨対策。
日傘と言えば、涼し気な白い木綿のレース柄の長柄や、遮光性のある小さな折りたたみ傘を使ってきましたが、こんなのは、ほとんど役に立ちません。
旅行も含めていろんな場面で使うなら、折りたたみ傘でしょう。
日傘か雨傘かの落としどころ
雨にもしっかり対応できる日傘と言えば、晴雨兼用折りたたみ傘。
デパートの傘売り場で、晴雨兼用折りたたみ傘を選びたいと尋ねると、
「日傘と雨傘をどちらを重視するのか?」と、問い返されました。
店員曰く、雨傘と日傘は全く別物だと。
雨傘はがっしり作られている分重く、日傘は軽く作られている分操作性が悪い。
『軽くて操作性が良いものが欲しかった』ので、この落としどころに悩みました。
ネットでも探しましたが、実物を見たり触ったり、直に質問ができるのはやはり実店舗です。デパートや専門店、セレクトショップを7~8店周りました。
《折りたたみ日傘》
90%は、いまだに骨を1本ずつポキポキと畳むものだそうで、これは違うなと。
『開け閉めがしやすい傘』というのが、少しあると教えてくれました。自動開閉傘のように閉じますが、ひだを整えないとネームバンドで巻けません。
自動開閉の取り扱いはないそうです。
折りたたみ日傘は畳みにくいものでした。
また、雨傘ほど頑丈に作られていません。その分軽いのですが、反対に風に弱いともいえます。
私は専業主婦ですから、基本天気の悪い日の外出は避けられます。嵐にも耐えるというような機能はそこまで重要ではありません。
晴雨兼用折りたたみ傘に求める機能
私が選んだポイントは、この3つ。
「日差しをちゃんとさえぎる」
「雨でもちゃんと使える」
「開閉・持ち歩きが楽」
私が折りたたみ傘に欲しい機能は、気軽にさせること。しっかり日差しと雨を避けられる。に尽きます。
日差し対策として、
- 遮熱
- 遮光
- UVカット
は絶対に欲しいところ。
日差し対策をしっかりするなら、日傘がベースでしょう。でも、日傘はたたみにくい・・・
そこをついた「URAWAZA」(MOONBAT)と言う傘を見つけました。
特殊シートが張っていて、晴雨兼用折りたたみ傘でありながら約3秒でネームバンドで留めるところまでできます。
残念ながら、さしてみると持ち重りします(本体279g)。きっと重心が上なんだと思います。
万能日傘はクニルプスU220
何が良いと言って、この傘、雑に閉じてもこんな風にネームバンドで留められます↑。それが最高に便利なんです。
雨傘なら普通ですが、大概の折りたたみ日傘は、きちんとひだを整えないと、ネームバンドで止めることがでめることがきません。
クニルプスU220購入の注意点
ドイツ製のクニルプスは、セレクトショップで勧められました。
自動開閉の傘なので、重いに違いないと省いていたのですが、手に盛ってみれば意外にも軽くて使いやすいものでした。
雨傘のT220と日傘のU220で迷いました。
T220のしっかりした作り、耐風性や柄のバリエーション・・でも、重さやかさばりが気になります。日傘として使うにも紫外線遮蔽機能しかありません(私の気に入った柄の場合)。
日傘を重視するならU220。日傘としては珍しい自動開閉で、遮熱・遮光・紫外線遮蔽機能もあります。しかもT220より145gも軽い235g。
欲しい機能はすべて揃っています。
ただ色は黒か紺の二者択一。
こんなに頑張って選んだのに、まったく平凡すぎてつまらないと思いました。「黒なら普通の日傘によくある色」という店員のアドバイスに、それもそうかと納得。
要注意なのは、U220にも柄ものがあります。でもこれは別物。ゴワつく生地でできているので、ひだを整えないと、ネームバンドで留められません。そして少し重い。
使い勝手を求めるなら、黒か紺。
梅雨の旅先での使用感
1週間ほどの梅雨の旅行が使い始め。ボタンの自動開閉がこんなに便利なものだとは、知りませんでした。なくていいと思っていた機能ですが・・・
ちょっとの雨や日差し、開閉が面倒で「まあいいや」と思っているらしい人をしり目に、さしたり閉じたりが楽しくて。まるでおもちゃです。
《良かったこと》
- 傘の開閉がノンストレス
- 軽い
- 雨にぬれてもすぐ乾く
- 日差しも雨も十分な大きさ(直径97cm)
《想定外なこと》
- 風が吹くとすぐにひっくり返る
- 生地にピンホール状の穴が開いた
あまりに気持ちよくひっくり返るので、最初は恥ずかしい思いもしました。こんな風で?と。
どうやら風が吹くとひっくり返るのは、そういう仕組みと言う感じです。しなりやすい骨なんでしょう。コツをつかめば、風上方向に傘をさすという対応ができるようになりました。
生地の穴は、私の雑さ故。
リュックのポケットが伸縮性があるものだったので、出し入れの都度に骨が引っ掛かるのを、無理に引っ張り出した覚えがあります。よく使いましたから。
骨が布地を突っついた穴でしょう。生地が薄くて巻きやすいと表裏の関係。
まとめ
装飾のない機能優先のクニルプスU220。
深い影が安心だし、持ち運びや使用もノンストレス。傘の出番がぐんと増えました。
近頃は男子も傘をさす時代。夫は私の古い小さい日傘をさします。比べてみれば全然違う・・・
クニルプスU220かなりおススメです。