【レモンの保存】丸ごと体にうれしい健康レシピ

大豊作のレモン 料理の愉しみ

レモンの時期は意外にも冬。

そんなことを知ったのも、庭にレモンの木を植えたから。

これで、いつでも無農薬国産レモンが使えると喜んだものの、こんなに採れるなんて思ってなくて。

普通に料理やお菓子に使うくらいじゃ、とても使い切れません。

このレモン、疲労回復、老化防止、骨を強くする・・・そんな効果があるんです。

せっかくの効能、利用しない手はありません。

私が繰り返し作っているレモンの健康的保存レシピを紹介します。

コツは「皮ごと食べる」「熱を加えない」「牛乳や赤身肉と一緒に摂る」。

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レモンの栄養を丸ごと保存

レモンの木に花が咲く

使いたい時にフレッシュレモンが手に入る、そんな便利さを享受しているうちに5月。

花が咲き始めて、慌てて残りのレモンを摘み取りました。

摘み取ったレモンは次第に鮮度が落ちるので、次に収穫できる10月まで、あの手この手で保存します。

レモンの栄養

レモンは何と言っても果汁です。

でも、たくさんのレモンを絞ると、皮もたくさん。「この皮うまく食べられないか?」と思ったのが始まりでした。

【栄養成分の特徴】

  • クエン酸を非常に多く含む(果汁6.5g/100g)→疲労回復、キレート作用(ミネラルの吸収を良くする)、塩分を引き立てる
  • ビタミンCが多い(全果100mg/100g)→抗酸化作用
  • カリウムが多い(果汁100mg/100g)→ナトリウムを排出(塩分取りすぎを調節)
  • リモネン(精油)が皮に含まれる→リラックス効果
  • フラボノイドが皮に多く含まれる→抗酸化作用(老化防止)
  • クマリン→発がん性抑制

丸ごと食べれば、疲労回復骨を強くする血圧を下げる老化防止リラックス効果がん予防が期待できます。

【効果的な食べ方】

  1. 皮ごと摂取する・・・ビタミンC・リモネン・フラボノイドが摂れる
  2. 熱を加えない・・・ビタミンCは熱に弱い
  3. 牛乳・赤身肉等と一緒に摂ると、ミネラル(鉄・カルシウム等)の吸収率がアップする

栄養を上手に摂るには、保存方法を選ばないといけないようです。

レモンを栄養的に保存する

これまでに試した保存方法です。栄養的にはどうでしょう?

果汁加熱しない牛乳・赤身肉と一緒
ジャム
レモン酒
レモンビネガー
ピール
砂糖漬
レモンカード
塩レモン
生野菜室
生冷凍
果汁の冷凍

【おすすめ】

生のまま野菜室や冷凍で保存。

手を加えるならレモンビネガー・レモン砂糖漬・塩レモンがおすすめ。

果汁の冷凍は、かさばらず長期保存に便利です。作る時は、抱き合わせでレモンピールを作ると無駄が出ません。

レモンのヘルシー保存レシピ

栄養があって作りやすい、私のおすすめはこの7種。

保存といっても、私は濃い味がどうも苦手なので、糖分も塩分もかなり控えて作ります。

だから、常温保存・長期保存には向かないのですが、代わりにヘルシーで、使い勝手は抜群です。

調理して保存

レモンビネガー

[作り方]

レモンビネガー レシピ 全日本氷糖工業組合さん|【みんなのきょうの料理】おいしいレシピや献立を探そう

[使い方]

炭酸・牛乳で割る。

レモンの砂糖漬(冷蔵)

レモンの砂糖煮

[作り方]

レモンを薄い輪切りにして、砂糖(レモンの30%)と交互に重ねるだけ。砂糖が溶けたら冷蔵庫へ。

[使い方]

ヨーグルトにトッピング。お酒やソーダで割る、ピザや菓子類、料理にと自由自在。こんな750mlの瓶に5本(25個分)作りました。

レモンピール(冷凍)

天日干ししているレモンピール

[作り方]

  1. 洗って細切りにする
  2. 半日水につけ水を切り、2度目はひたひたの水で柔らかくなるまで煮てザルに上げる
  3. 皮を鍋に入れ、砂糖(皮の30%)を加えて落し蓋をし、中火でことこと煮る。煮汁が無くなるまで煮て、最後は強火で汁気を飛ばす

参考:『私の保存食 四季のジャムと甘煮』編者:婦人之友社編集部 発行所:婦人之友社 発行2017年7月1日第18刷

[使い方]

もっぱらグラノーラのドライフルーツとして。ほのかな甘みが食べやすく、料理やケーキにも。

塩レモン(冷蔵)

塩レモン

[作り方]

[レモン50個使い切り!農家レシピ]レモンで保存食をつくろう!

[使い方]

肉や魚のマリネに使ったり、オリーブオイルと一緒にドレッシングにしたり。しょっぱくないのが使いやすい。

素材のまま保存

丸ごと野菜室(日持ち1月程度)

[作り方]1つづつラップし、ジップロックに入れて野菜室に。

丸ごと冷凍(野菜室レモンが無くなった後用)

[作り方]半分に切ってラップに包み、ジップロックに入れて冷凍庫へ。

レモン汁だけ冷凍

[作り方]レモン果汁をジップロックに薄く平らに凍らせる。使いたい時にパキンと割る。

まとめ

こんな風に保存しておくと、レモンが欲しくなる暑い時期にも食べられます。

レモン果汁はもちろん、やさしい味の保存レモンは我が家の健康食品。毎日飽きずに、なにがしかの形で食べたり飲んだりしています。

たくさん国産レモンが手に入ったら、一度お試しください。

ヘルシー志向の方におススメします。

参考HP:

レモン類に含まれる健康機能性成分について

レモンを知る – レモンミュージアム | 暮らしを彩る | ポッカサッポロ