【男前の弁当箱】詰めやすく映えるおススメ2段弁当

弁当箱いろいろ暮しの教科書

お弁当を作り続けて20年。

せっかく作る弁当だから、弁当箱だってこだわりたい。

そんな私の男子の弁当箱の最終形、それが工房アイザワの「角長ランチボックススリム 2段」と「角長ランチボックス 2段」。

何が良いかって、詰めやすく、洗いやすくて、壊れにくく、しかも、リュックやカバンの中で収まりよくて漏れにくい。

がっつり実用品で、その上このいぶし銀の佇まい。10年前に買った時から全く見飽きない。こんなのを『用の美』と言うんじゃなかろうかと、毎日うっとりしながら弁当を詰める。

しかも、残りごはんのやっつけ弁当も、入れるだけで「お前の弁当うまそー!」と映える弁当になるらしい。

こんなの使ったら、もう他の弁当箱は使えない。

男子中高校生の弁当箱の条件

学校の弁当

男子中高生。この時期は、心も身体もグングン成長し、可愛さも抜け、ちょっと取っ付きにくくなる。

弁当箱は、そんな彼らとの大事なコミュニケーションツール

空っぽの弁当箱を持ち帰れば「今日も元気で過ごしてきたな」と安堵し、残して戻れば、なにげに調子を気遣って・・・

弁当箱の大きさの目安

さて、大事な弁当箱の大きさについて。

これはかなり個人差があって、日ごとの振れ幅もけっこう大きい。同じ量でも「多すぎて昼休み遊べなかった」と苦情がでる日もあれば、「腹減ってたけど、お金ないし我慢した」と哀れに訴えてくることも。

「お前、それで足りる?」っていう友達もいれば、弁当箱では収まらず保存タッパーにぎゅうぎゅう詰めの友達もいるらしい。

ようは食べる子は食べるし、食べない子は食べない。大人と一緒。

うちの息子たちは、自然に任せると痩せていくタイプ。しっかり食べて欲しくて、この年代に必要なカロリーに合わせて700~1000mlのものを用意した。

700mlゆるゆる詰めで中学生活をスタートし、高校に上がる前には、1000mlにぎっしり詰めて、おにぎり数個を追加する。そんな風にアップしていった。

《男子中高生に必要なカロリー》

男子中高生に必要なカロリーは、日本人の食事摂取基準(厚生労働省)を参照。

じゃあ何をどのくらい食べるって、落とし込んでいくのは、「1日に必要な食品重量とエネルギーのバランス表」で。これは、食べる量が食品の重さでわかるようになっている。

15~17歳男子の食品重量とエネルギーのバランス表(単位 g)

身体活動(中)身体活動(高)
第1群乳・乳製品400400
5050
第2群魚介・肉160180
豆・豆製品100100
第3群野菜350350
100100
果物200200
第4群穀物420470
油脂3035
砂糖1020
エネルギーml26402920

参考:『調理のためのベーシックデータ 第5版』発行所:女子栄養大学出版部 2018年2月1日 第5版第1刷

これが1日分なので、弁当はこの1/3、だから700~1000ml。ご飯だと230g~300g、1合弱入れればいいとわかる。(表は生米)

角長ランチボックスは1段に1合(ご飯約330g)、スリムは1段にその7割(ご飯約230g)が入るから、ちょうどいい。

弁当箱に詰めたご飯

使いやすいお弁当箱

男子中高校生が使いやすい弁当箱の条件。

  1. もれない
  2. 清潔
  3. 耐久性がある

1.もれない

大概の男子は、教科書と一緒に無造作にリュックに突っ込む。何度かしみ出して、ひどい目に合ったと苦情が来た。いや、突っ込んだ方が悪いだろ。

負けはしないが、ちょっと心が苦しい。教科書しばらく臭うかも・・・

1段の弁当箱はリュックの中で水平を保つのが難しく、漏れやすい。「いちいち教科書だして、リュックの底に入れるのがめんどくさい」「中身片寄って味が混ざる」と不評だった。

比べて2段は、最後に隙間に突っ込める。朝の時間との勝負にも好都合。

2.清潔

中高生は思った以上に忙しい。朝連に合わせて6時台に家を出て、塾が終わった10時頃まで帰ってこないことも。

その間ずーっとパッキングされてリュックの中にある。それを思うと、いくら曲げわっぱ好きでも、弁当箱に使おうとは思わない。

曲げわっぱはおひつに限るという記事はこちら↓

弁当箱は、食べた人が洗うと言うルールがあって、私のストレスにならないよう雑な息子でもすっきり洗えて、かつ乾きやすいものが一番。

よくある箸付きのプラスチック弁当箱、一見便利そうだけど、凹凸が多くて洗いにくく、油汚れもすっきり落ちない。

4.耐久性

プラスチックの弁当箱、特に留め具がロック式のものは何度壊れて買い換えたことだろう。表面の図柄もすぐハゲハゲになるし。

スーパーで手ごろなものを買うのは、安物買いの銭失いだと思い知った。

男前の工房アイザワの弁当箱

そこで私のおススメは、工房アイザワのステンレス弁当箱。

実用性バツグン

いろいろなサイズがあるが、リュックに入れるなら「角長ランチボックス2段」か「角長ランチボックス スリム 2段」をおススメしたい。

角長は500ml×2で計1000ml
角長スリムは350ml×2で計700ml

スリムは、夫の弁当にもちょうどいい。1000mlは、肉体労働か男子中高生。1段だけ使って私の弁当にもできる。

そんなフレキシブルな使い方も可能。

特徴
  • ステンレスで丈夫、におい移りなし
  • 角が丸みを帯び洗いやすい
  • パッキンが取り外せて清潔
  • おかずが詰めやすい
  • 1段でも使える
  • 部品の交換可能

ただ、「絶対もれない」仕組みではないので、汁気のあるおかずの場合、水分をペーパーで吸い取っておく手間をお忘れなく。

詰めやすい

おかずが詰めやすいことは、詰めてみないとわからなかった大発見。

細長いので、端から順番におかずを詰めていくだけで、見栄えのいいお弁当ができあがる。弁当は見栄えが大事、開けた瞬間が勝負と思っているので、これはすごく助かる。ちょっと腕前が上がったような気にもなる。

1段はご飯。もう1段にタンパク質を優先した4種類のおかずを詰めるのが私のパターン。

まとめ

このパターン、なんと一人暮らしの息子のワンプレートご飯に、継承された。

息子の作った夕食

息子から送られてきた「上出来ご飯」の写真、どこかで見覚えがある配色だなあ~と思っていたら、「そうだ、弁当だ!」と。

一人暮らしするまで料理なんてしたこともない息子、1列に並んだ4種類のおかずを6年間見続け、この単純な配列が目に焼き付いたんだろうと想像。

弁当で「食育」か!?

アイザワの弁当箱にもう一つのメリット追加。