プリーツ網戸ってご存じですか?
プリーツ状に折りたたまれた網戸なんですが、この網戸の掃除ってホントに大変なんです。
考えつくかぎり試してみましたが、なにをやってもきれいになりません。
プリーツ網戸が家にある友人に尋ねても「ムリ!」と一刀両断。見ないことにしていると・・・
そんなもんかとがっくりしていたら、見つけました!
万策尽きて、試しに買ってみた網戸掃除道具が、拍子抜けするほど便利だったんです。
私のようにプリーツ網戸のメンテナンスにお困りの方に、ぜひご紹介したいと思います。
プリーツ(アコーディオン)網戸は掃除が大変
昔ながらの平らな網戸は、メンテナンスがとっても楽。丈夫だし、外して洗うのも簡単だし、網戸の張替えだって自分でやってました。
ところが、新しい家についているのはプリーツ網戸。
網戸を全開すると、折りたたまれて存在が消えるんです。いかにも見栄え重視の建築家が好みそうな網戸です。
「今の網戸はこうなんだ」と感心していたら、そうでもなかったようです。掃除方法をネットで探しても見つからないくらいですから。
ほんとに扱いにくい網戸なんです。
使えないリクシルの取説
リクシルの取扱説明書を読み、やってみました。
日頃のお手入れ(網戸を外さないで出来ます)
ホコリをハタキで軽く払い、軽く絞った雑巾で拭き取ってください。この時、両側から挟むようにするとキレイになります。
汚れがひどい場合(網戸本体を取外して清掃することができます)
アコーディオン網戸 アルマーデⅢ 取扱説明書
これ、実際にやったものなんでしょうか?
ハタキで払おうとしても、雑巾で拭こうとしても、網が引っかかって上手くいかないんですけど
取り外して洗えると書いてありますが、
木製の掃き出し窓についてる網戸は、建築士の意向で建具にめり込んでおりまして、取り外し不可。
多用している横滑り出し窓の網戸は、窓が20°くらいしか開かないので、手も入れられず目視も利かず、どうやっても外せず諦めました。
デリケートなプリーツ網戸
網戸自体がデリケート
網戸本体は、網が折りたたまれただけ、それをワイヤーで支えています。枠に固定されてない網が、レールの上をこすれるように動いて開閉します。
時に引きつれ、時につっかえ、風が吹けばたわみます。
いかにも耐久性のなさげな造りの上に、取り外し不可ですから壊れたらそれまで。
掃除もデリケート
ということで、掃除もかなり気を使います。それなのに、ホコリは一番めんどくさいプリーツの折り目に入り込むんです。
これまで、家にある道具でなんとかしようと頑張ってきました。
- 1掃除機で吸う
ほうきでかきだす
雑巾で拭く - 2マイクロファイバータオルで拭く
ハンドモップで拭く - 3ペンキ刷毛で払う
1.効果なし
2.ちょっとまし
3.きれいになったが、時間がかかり過ぎ
蛇腹(アコーディオン)網戸の掃除道具はこれで決まり
去年の大掃除の時、ホトホト困って、購入してみたのがこの2つ。
アズマ 網戸掃除用スポンジ あみ戸スカット と オーエサッとる2網戸ブラシ
なんでもっと早く買わなかったんでしょう・・・
こんなに網戸掃除が楽になるとは思いもしませんでした。
プリーツ網戸の掃除方法
「どっちが良かったか?」
それは掃除する窓の形状によって、またどこまできれいにしたいかによって違ってきます。
アズマ 網戸掃除用スポンジ あみ戸スカット
このブロック状の形が、プリーツの形状と最高に相性がいいんです。
プリーツのV字の溝に、スポンジの角を添わせるようにして上下すると、2面を効率よく掃除できます。(空いた方の手でV字を広げ気味にするとより効果的)
水で濡らして絞って使いますが、直ぐに汚れる(汚れがとれる)ので、近くにバケツを置いて洗いながら作業します。
オーエサッとる2網戸ブラシ
優しく払い落とすようにブラッシングするだけです。服のブラッシングみたいな感じでしょうか。
ブラシの毛が絶妙で、網戸がたわむことなく、広い面積を掃除することができます。
きれいにしたい時は、スポンジ。手早くほどほどのきれさでいい時は、ブラシ。
一般的には、こんな風な使い分けでいいと思います。
大きい網戸と小さい網戸の掃除
私は大きな網戸にはブラシを使い、小さな網戸にはスポンジを使っています。我が家はイレギュラーな窓が多いので、参考までに。
大きい網戸(掃き出し窓)の掃除
ブラシを使ってホコリを払えば、↑(上)くらいをキープできます。
ところが、こんな大きな網戸にスポンジを使うと、押し当てた分だけ網戸がたわんで逃げていくんです。
そこで、こんな方法を考えました。
- 網戸を腕の長さに折りたたみ、網戸両面に手が届くようにポジショニング。
- 一方の手でスポンジを持ち、もう一方の手で、網の反対側から網を支える。
- スマホのピンチアウトのように網を広げて、スポンジをあてる
こうすると、ちゃんと網戸をとらえて掃除することができます。
ただ、この作業、スポンジを洗いながら広い網戸全面に繰り返すのは、ちょっと面倒。
こんな理由で、私は大きな網戸は汚れる前に、ちょこちょこブラシをかけることにしています。
大きい網戸は掃き出し窓についていますから、ホコリが落ちても床の上。雑巾がけの前にやればハウスダストも気になりません。
小さな網戸の掃除
我が家には、こんな横に細長い窓がやたらとあります。
ブラシは、プリーツに沿って上から下に払うのですが、幅が無い網戸は窓枠と柄が干渉して上手くいかない。
しかもこういう窓って、個室のベッドの上とか、ホコリが落ちて欲しくないところについているもので。
結局、小回りが利き、ホコリが飛ばないスポンジが便利。
網戸掃除の最後は、レールの上をうろうろしてるホコリを、ペンキ刷毛で払って終了します。
まとめ
こんな風にして、確実にきれいに網戸掃除ができるようになりました。
気付いた時にパパっとキレイにできるって、ほんとに気分が良い。しかも、「今までの苦労は何だったんだ」と情けなくなるほど楽なんです。
便利な道具は使うに限ります。
窓ガラス掃除も、やっぱりそうでした。↓
取り合えず、私のプリーツ網戸掃除はこれが完成形。
この掃除道具ホントにおすすめです。