手作りごはんを、親や家族に時々宅配便で送っています。
「楽させてあげたい」「頑張っているのを応援したい」「手作りの味を食べさせてあげたい」というような気持で。
料理を作ること自体は嫌いじゃないし、段取りも頭に浮かびます。
ただ、作った料理を梱包し、更に段ボールに詰めるという作業が結構めんどくさい。
さらに、冷蔵と冷凍どっちが良いかも悩むところ。
ここでつっかえない様、試行錯誤しながら私の「基本の型」を作りました。
なかなか便利なので、その宅配方法や梱包方法を記します。
手作りごはんはどう送る、冷凍or冷蔵?
料理を宅配するにはクール便を使います。
クール便には2種類あって、冷蔵タイプは0~10℃、冷凍タイプは-15℃以下の温度帯で届けてくれます。
「さて、どちらで送ろうか?」というのが、最初の悩み。
冷蔵タイプと冷凍タイプ
それぞれのメリットとデメリットを考えてみました。
冷蔵タイプ
メリット
- 届いたらすぐに食べられる
- 入っているものが見える(わかる)
- 生野菜・果物が入れられる
デメリット
- 日持ちを気にする必要がある
- パン・ご飯ものは劣化する
冷凍タイプ
メリット
- 保存がきく
- いつでも好きな時に食べられる
デメリット
- 冷凍庫で忘れられやすい
- 中身が把握しにくい
- 解凍の技がいるものも
送る側送られる側の、メリットデメリット
送る側
時間のある時に作りだめできるのが、冷凍の良さ。
送る相手が1人なら、冷凍が間違いなく便利です。料理する時に多めに作り、取り分け冷凍すれば、手間もほとんどかかりません。
息子にはそうします。
送る相手が2人以上なら、量的にわが家の冷凍庫に入りきらないので、必然的に冷蔵ということになります。
個人的には冷蔵で送る方が好きです。華やかに送れるし、開ける方もワクワク感が大きいと思うから。
送られた側
冷蔵だと「何入ってるかなあ~」と1つ1つ取り出して、「どれどれ?」とちょっと味見したりして・・・
私は母から送られた荷物をそうやって、味見しながら仕分けてました。
「これから食べよう。こっちは明日」「食べきれないから直ぐ冷凍してしまおう」そんな風に心積もりもできて、中身も記憶に残りやすい。
これが冷凍だと、そのままドサッと冷凍庫に移し替えておしまい。
息子に冷凍で持ち帰らせようとした時「閉じる前に見せて!何かわかんなくて、1こ冷凍庫に2ヶ月放置しちゃった」と言われたことがあります。
ちゃんと料理名のシールを張っていたのに。
そんなもんなんです。だから冷蔵が良いなあと。
手作りごはん、梱包容器の規格化
梱包容器は、Ziplocコンテナー正方形1100mlと700mlをメインに使っています。
1100mlは軽く3人分くらいの主菜(シチュー・煮物等)やご飯物を入れるのにちょうど良く、700mlは副菜にちょうどいい大きさです。
Ziplocの気に入ってるところ
- 同じ底面積だから重ねやすい
- そのまま冷凍もレンジも可能
- 中が見える
- 軽い
- 使わない時コンパクトに収納できる
- 信頼性が高い
こんな理由で便利に使っていましたが、少々気になることもあります。
1つは、プラスチック容器が向こうにドンドン溜まり、こっちは買い続けるということ。できるだけプラスチックを使わないようにしているのに・・・
もうひとつは、Ziplocコンテナーが上手く収まる段ボールがなかなか見当たらないこと。
そんな時にこんな本に出合いました。
『冷凍お届けごはん 離れている家族に』
著者:上田淳子 出版社:講談社 発売日:2017/6/22
クッキングペーパーに包んで冷凍するというやり方です。
クッキングペーパーに包んでナイロン袋に入れられたものが、段ボール箱にゴロゴロと無造作に入れてある表紙に、「これだ!」と思いました。
確かにクッキングペーパーなら、コンパクトに収まり環境にも優しい。
これに刺激を受け、なるべく容器に頼らず、クッキングペーパー・ラップ・ナイロン袋・アルミホイルなどを使うようにしました。
冷凍ではないので潰れそうなものは、型崩れ防止に空き箱も活用します。あるものを活用することを考えるようになり、お財布にもやさしくなりました。
手作りごはん、宅配用段ボール
荷物を宅配する時、中に入れるものと段ボールのサイズが合わなくて困った経験ってありませんか?
手作り料理を詰める時もしかり。
しかも、料理なので容器を横にもできず、しかたなく他の容器に移し替えたりもしました。
段ボールをZiplocのサイズに合わせる
ことにZiplocコンテナーのサイズが、流通している段ボールのサイズと相性が悪く、かなり隙間ができます。
あらかじめ、コンテナーの1辺を基準に、×2、×3の長さになるような段ボール箱を探しておくようにしました。
こうすれば、やみくもに段ボールを調達する必要もありません。
段ボールには、まずコンテナーを入れ、隙間は上記クッキングペーパー類で包んだものを詰めます。こうして、ストレスがかなり減りました。
段ボールに詰めるための必要グッズと手順
料理を入れる容器も数を決めちゃいました。
作る料理に合わせるんじゃなく、容器に作るものを合わせることにしたんです。
そうすると、段ボール箱に入るのは、マックス4個のコンテナーです。コンテナーが重ねて2個・並べて2個はいる大きさが最低あればいいとわかります。
【梱包グッズ】
- Ziplocコンテナー1100ml/700ml
- 菓子箱
- Ziplocフリーザーバック
- クッキングペーパー
- ラップ
- アルミホイル
- ナイロン袋
- ゴミ袋1枚
- 段ボール箱
- ガムテープ
- 料理リスト
【梱包手順】
- Ziplocコンテナー・ラップ・アルミホイル・クッキングペーパー・ナイロン袋で料理を梱包
(漏れが気になるものはZiplocフリーザーバックにまとめ、型崩れが心配なものは菓子箱に入れる) - 段ボールに大きなゴミ袋をセットする(漏れ防止)
- 2のゴミ袋の中に、1の梱包した料理を詰める
- 料理リストを入れ、封をする
まとめ
手作りごはんを送るって、ホントに面倒です。
なので、いつも送りたいから勝手にやってるのに、途中で嫌になったりするんです。
せっかくやるんなら、楽しくやりたいと思い、一番ストレスな荷物作りに特化して対策しました。
どうぞ宅配や梱包のストレスを減らして、お疲れなく暖かい気持ちが届けられますように。